痛みに負けルナ!? ★15
朧月夜の十三夜。
こんばんわ、あるかな小川です。
朝は籠姫のご飯を手伝いながら白熱な情報番組を流していることが増えましたが、最近とっても氣になるんです。
最近っていうか少し前から氣になってました。
痛みは身体からのシグナルです!
闘ってはだめだよ。
だって、相手は自分自身なんだから。闘ってはいけない。
どうして痛いのか、聞いてあげてる?
「生理だから」なんて状態をあげつらっては見えてこないからね。
情報番組の途中のコマーシャルでは実に中学生の7割が生理痛に悩んでいてその半数以上が痛みを「我慢」しているんだとか。
そっか、みんなそんなにツラい思いしてるんだね。可哀そう。
わたしも痛みは苦手なので鎮痛剤を否定するわけじゃありません。
だけど、痛みの元は「生理」ではないですよ!!
そもそも中学3年生だと9割以上に生理痛がるという現状にとっても驚く。
わたし自身は生理痛が殆どないせいかもしれないけど、史料によると江戸時代の人なども「生理痛はほとんどなかった」そうです。
そう、本来「生理」は生理現象。当たり前の身体の仕組みなのだから、それが危険信号である痛みを伴ったりはしないんです。
じゃぁ、なにか?・・・痛みの原因は「冷え」。
冷えによる血行不良と血行不良による冷えの悪しきスパイラルが生理の時に痛みを引き起こすんです。
手足、冷たくない?
お腹、冷たくない?
温かくても身体の内側、子宮や腸は冷えているのかもしれないね。
ぜひ温めてあげてください。
温めて血行促進し血行促進して温めてあげてくださいね。
ゆっくりお風呂に浸かったり、氷の入った飲み物や冷蔵庫で冷やした食べ物をさけて食事にお味噌汁やスープなどの温かい汁ものをプラスするだけでかなり違う。
食材の陰性(冷やす性質)だとか陽性(温める性質)だとか細かいことのまえに、物理的に冷たいものを遠ざけて(なので、露出減らして!)温かいものを取り入れる(腹巻したり!)ことから始めるのがいい。
少しずつ、少しずつ。
大きな傷から治していこう。
それに血液は腸で作られるから、さらさら血液のために発酵食品(お味噌や糠漬け)などを少量でいいから摂るようにするのもいいね。
わたしは鎮痛剤を否定しているわけではない。
イタイノキライ!
痛いときは我慢したり闘ったりせずに鎮痛剤の手を借りてもいいので痛みをやわらげてゆっくり過ごすのがいい。
痛みに怯える心はまた身体を冷やしてしまうから。
もっともっと自分に優しく。。。
ただし!鎮痛剤を飲んで終わり♪ではダメですよ!
繰り返しますね。
鎮痛剤は対処療法。一時的に痛みを止めるだけで痛みの原因を取り除いてはないんです。
つまり治してるわけじゃない。
「痛くなくなるならいいじゃん」「また薬飲めばいいよ」って思います??
でも、氣をつけてね。
痛いということは「傷ついている」ということ。
身体が傷ついてるから痛むのよ。
痛みという身体の悲鳴を聞けるのは自分だけ。
きちんと聞いて、傷を癒してほしいです。
それが 「自分を大切にする」ということの第一歩。
自分を大切に、自分を愛してね。
大好きな吉井さんも言ってる「自分を愛せないと人を愛せない」って。
正直、CMを見てゾッとした。
痛いのは可哀そう。だけどそれに対して「みんな(中学生の7割以上)痛い」と痛みが当たり前であるようなミスリードをして治療(というか温活)を遠ざけ、我慢をするのは可哀そうと言って子どもにも鎮痛剤を蔓延させようとしているように感じた。
しかも「生理と試験が重なっても実力を発揮できますよ!」と。
なんだか「生理が悪」みたいな。
赤ちゃんを産む準備でもある月経をネガティブなものに仕立て上げていくようで悲しくなった。
試験と生理が重なって、痛みがツラいなら和らげる対策はぜひしてほしい。
でも、薬は身体を冷やす原因にもなる。
だから・・・ぜひ、ぜひ、ぜひ、「温める」という治療のことも知っててほしい。
わたしが学生のころは「生理痛」とだけ一般的に言ってましたが、いまは「生理前症候群(PMS)」だとか「月経困難症」だとか生理にまつわる痛みを表現するワードが増えていて、あぁ、痛みそものもがふえてるのかな?と感じます。
だから・・・ぜひ、ぜひ、ぜひ、温めてほしい。
なんだかびっくりするような内容になっちゃったけど、温めるにはこんな風にゆるゆると光と温かい風を浴びて、大好きな人のことを思うのもいいね。