橘、黄いばみ始める12月5日。
そうは言っても銀杏の黄こそ目に鮮やかですよね。
先日の帰郷の戻り、最近とっても好きな道を西に向かって進む夕暮れ・・・泣く。泣く!泣く!!!
泣くんですよ!!!!!籠姫が。
なんとなく氣が急いて、まるで夕陽を一生懸命追いかけているみたいな氣持ちになってくる。
藍色が濃くなってくるころ、夜から逃げるような氣持ちに変わった。
昼と夜と境目を見つけに行くような、見つからないものを探すような、とっても不安な氣持ち。
あぁ、夕方はなんだか切ない。
夜にすっかり飲まれたころ、姫の泣き声が止んだ。
これがいわゆる黄昏泣きってやつだ。