人は成長したくて堪らないものなんです。
立ち上がりたくて仕方がない
歩きたくて仕方がない。
週に3回の保育園から帰ってくると、疲れてるだろうにミッフィー(歩行器)に乗って動き回りたがる籠姫。
足は強いから、捕まり立ちを補助したりしてたけど、グラつくカラダが怖くてすぐに泣いてしまう。
そして、悔しそうに泣く。
他の時と違う、本当に悔しそうな泣き方。
こんなに小さいのに、自尊心と負けん気の強いこと。
泣きながら寝てしまう籠姫が切なくて切なくて、ついにリハビリをお願いすることにした。
住んでる自治体には籠姫の年齢に対応したリハビリ・療育施設がなく、最寄りでも車で片道40分以上、6ヶ月検診以降は自治体の運動発達相談にも行きながら検討してたけど、わたしの心はどうにも動かない。
だけど決めた。
2月にQ大のS先生に診て貰ったときも「無理に行かなくていいよ」の一言に心からホッとした。
だけど決めた。
3月以降、籠姫の歩きたい意欲が急激に高まり、わたしや夫の補助でほんの一瞬つかまり立ちしては本当に嬉しそうに誇らしげに微笑むから。
上手くサポート出来ない自分に限界を感じ1歳半検診で相談。
4月に「訪問も受けられますよ!空きがあるみたいです!」のお電話をいただいたときも、実はなんとなく憂鬱で億劫だったけど、お願いしてよかったなと今は思ってる。
リハビリ2回目。
初日は、嬉しすぎるのか興奮して止まらない身震い(笑)
次の日には動ける範囲…手が伸びる、カラダが傾く…が広がっている。
少しくらいグラついても泣かなくなって、その分目を離すと倒れてゴチン💦💦
目に見えて逞しくなった。
彼女の喜びが伝わる。
訪問にしてよかったのは、距離と時間の問題だけではない。
わたしの卑屈で卑怯な心を守る効果もある。
籠姫の発達遅延は穏やかといえば穏やか。
集団の中に入って悲しむのも、そして喜ぶのもわたしの心が耐えられないから。
まぁ、そんな母の思惑など吹き飛ばす、娘の笑顔に感謝。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
あなたの魂が自由でありますように。
心から愛しています。