真夜中の大分道
少し遅めのお盆休みに、籠姫を連れて帰省。
お昼間の車内は灼熱で可哀想だから、行きも戻りも深夜にしたら、まだ、工事をしていた。
別府=湯布院間。
由布岳の偉容を観たくて、道の駅ゆふいんに寄りたいわたしは湯布院ICで乗り降りすることが多いのだけど、真夜中だしね。
どうせ見えないからと、大人しく大分ICまで突き進む。
途中、車線が減り片側一車線として続く工事。
新しいアスファルトに真っ白に光る車線。
んー、新しく仕替えてるんね〜〜と呑気に走った。
復路でようやく氣が付く。
あ、地震で壊れたところだ。
昨年4月の地震のあと、ゴールデンウィークには全区間通行可能となった大分道。
わずか2週間余り。
凄いなーーー!と思いながら湯布院〜別府とハシゴしたのは5月末。
すっかり全く完了してるものかと思ってた。
本当はこんなに長く長くかかる工事だったんだ。
それを突貫で先ずは通れるようにしてくれてたんだ。
凄くない?
共通の分かりやすい指標としてなんでも「円」で表されることが多い。
地震による経済損失。
復興にかかる予算。
復興による経済効果…などなど。
お金は掛かってるだろうし、大分道が通れることによる経済の増減はそりゃあるだろう。
でもね、「あぁ、早く、なんとしても早く通れるように。」ってそれは愛だなぁ。と思った。今更ながら。
ニブチンなわたくし。
お陰でこの一年、困ることなく帰省してこれたんだよね。
ありがとうございます。
写真は真冬の由布岳
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
あなたの魂が自由でありますように。
心から愛しています。