禍はこんな風にも
一昨日、大叔父の訃報を受けました。
連絡をくれた兄から「絶対くるな!」って、そうは言ってもわたしだけでもと次女のシッティングのことを考えてたら、伯母から「絶対くるな!」って、クギをさされた。そして今日は従兄弟伯母(大叔父の娘さん)から更にクギ。
コロナが怖いから、だって。
うちはこどもが小さいから何かあったら大変よ、って分かるけど、なんとも辛い。
大叔父は30年前に鬼籍に入った祖父の弟さんで、わたしの名付け親。パパって呼んでた。わたしより10歳下の再従姉妹は「茉紀」。命名札見たときに、あ、本当は美紀って孫に付けたかったんだって思った。
5年くらい前に、祖父と父は血が繋がらないと知ったとき、祖父にも大叔父にも大叔母にも本当に可愛がられたからすっごく驚いた。そのくらい、分からないくらい、可愛がってもらった。
節目のお祝いお年玉、大学生で一人暮らししてた時は親かってくらい大叔母お手製ハンバーグとかコロッケとか送ってくれた。お礼の電話するたびに「パパが送れってうるさい」ってママが言うから代わっても「届いたんやな」って荷物のことしか言わなかった。
20歳過ぎても「嫁に行くまでは」、結婚しても「子供出来るまで子供」って言われてお年玉もお小遣いも貰って、娘が生まれてからは娘に引き継がれた。うちの夫がお気に入りで、行く度に美味しいご飯とお酒をよばれて、本当に楽しそうにしてくれた。「泰紀くんと飲むのが楽しみなんよ」ってママが言うから、帰省のたびに覚悟して、(めっちゃ食べさせられるし飲まされるから笑)胃薬準備して伺った。(ママももういない。)運転で飲めない時は「持って帰れ」って。ラガー大瓶5本を割れないように持って帰る方法に頭を悩ませた。そんなことが押し寄せて来る。
ねぇ、こんなに可愛がってくれた人の葬儀にも行けないなんて、なんて世の中なんですかね。自分が不義理で冷たい人間みたいで、本当にやり切れない。
仕方ないので、早くお線香あげれるように、早く緊急事態が解除されるように、仕方ないので、明日も引きこもる、しか出来ないなぁ。あとはお仏壇のお母さんにお願いするか笑
…てのは現実的じゃないから、みなさんに。
お仕事や諸々のご都合以外の見合わせ可能なお出かけや、旅行や帰省などはどうか控えていただいて、この緊急事態が早く終わるように、ご協力いただけると嬉しいです。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
あなたの魂が自由でありますように。
心から愛しています。